中国語|単語の類義語使い分け
たくさんある同意語・類義語の
意味の違いと覚える必要性の有無を解説
たくさんある同意語・類義語の
意味の違いと覚える必要性の有無を解説
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中国では、よく「○○先生」と呼ばれました。そのときは「先生」は中国語で「~さん」の意味を表すものだと思っていました。そしてそのあと「老师」と「教师」があって、明確に使い分けられていることを知ったのでした。
今回はこの2つの類義語、「老师 / 教师」の意味の違いと使い分けについて整理しました。
2つの意味があって、一つは学校の先生に対する敬称で「先生」を意味します。
この語は、自分を指して言うことができます。
もう一つは、広く知識・教養・技術などをもつ人に対する敬称で、名字を前につけて「○○老师」のようにして使います。
こちらも同じように「先生」の意味で、広く話し言葉で使われます。
中学老师
zhōngxué lǎoshī
中学校の先生
老师,您好!
lǎoshī , nínhǎo
先生、こんにちは。
王老师
wáng lǎoshī
王先生。
我是老师。
wǒ shì lǎoshī
私は先生です。
職業として「先生」を指し、教育関係に従事するする職種であることを強調します。教师は正式でやや固い表現です。
老师は単独で呼びかけに用いたり、名前のあとにつけられますが、教师はできません。
英语教师
yīngyǔ jiàoshī
英語の教師
我是教师。
wǒ shì jiàoshī
私は教師です。
日本語学校へ習いに行っている友人に対して、「その先生は日本人ですか?」と聞くようなときに使いましたが、その他ではあまり使いませんでした。
中国での仕事は学校関係ではなく、工場関係の業務だったため、あまり使うことがなかったのだと思います。
まあ、自分で使わなくても、聞いた時は「わかる」というレベルで良いと思うのですが・・。ご自分が関係する対象の分野によって、判断されるのが良いでしょう。
学校の中で教学を担当する人を指します。
我是教员。
wǒ shì jiàoyuán
私は(職員ではなくて)教員です。
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